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BCGを新型コロナウイルス予防のために注射!赤ちゃんが打てなくて困っています!

こんにちは!にこまるです(*^^*)
赤ちゃんの予防接種回数が多くて大変ですよね。でも、免疫をつけるため、罹患した際に重症化を防ぐためには大切ですよね。
そんなワクチンが今、不足して打てない状況が起きています。深刻な問題なので共有させて下さい。
 


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目次

 

BCGを新型コロナウイルス予防のために注射

新型コロナウイル新型コロナウイルス予防でBCGを注射してしまうことが起きています。
新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、正しくない間違った予防方法が残念ながら出回っています。例えばBCG接種をした人は新型コロナウイルスに感染しにくい、あるいは感染しても重症化しにくいとの情報が世界的に駆け巡っています。
しかし、果たしてBCGが新型コロナウイルスの感染を予防するかについては、現時点では仮定にすぎません。
そんなこんなの新型コロナウイルスからみのBCGを実際に患者さんに注射してしまったケースがあったのです。

BCGとは

結核予防の注射です。現在でも毎年2万人が発症しているため、大人から子どもへ感染することも少なくありません。乳幼児がかかると全身性の結核症や結核髄膜炎、粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)を起こし、重い後遺症を残す可能性があります。


新型コロナ予防にBCG接種 WHO「今の段階では勧めない」


結核を予防するBCGワクチンの定期接種を行っている国や地域では、新型コロナウイルスの感染者や死者が少ない傾向があるという指摘が出ていることを受けて、WHO=世界保健機関は12日付けで「証拠がない今の段階では、新型コロナウイルスによる感染症を予防するためにBCGワクチンを接種することは勧めない」とする見解をまとめました。


見解では、BCGワクチンをめぐって2つの臨床試験が行われているとしたうえで、「証拠が出しだい評価を行う」としています。

BCGが新型コロナウイルスの予防になる、これは他にも大問題が

BCGワクチンは、結核の予防を目的に多くの国々で接種されていますが、見解の中でWHOは、本来の目的以外で使われることで、本来対象となる新生児が接種を受けられなくなり、結核の患者や死者が増えることにつながりかねないと危機感を示しています。
というのは現場で足りなくなってしまう可能性があり、さらにBCGを受ける必要のある赤ちゃんにBCG接種ができない状態になりつつあるのです。
つまり、BCG接種が必要とされている赤ちゃんへの供給量が足りなくなる可能性が危惧されています。
実は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、BCGの販売量が通常の3倍にもなっています。
私の行っている小児科でも、出荷調整がかかり予約を停止しています。私の娘は幸い済んでいましたが終わってなくて受けられないとすると恐ろしいです。

まとめ

新型コロナウイルスの影響は赤ちゃんの予防接種まで被害を及ぼしています。皆さん、一度冷静になって本当に必要な人に提供できるようになればいいなと切に願います。