世界一幸せなベビごはん

一歳の子供の食事と健康について、看護師、保健師の観点から情報提供していきます!幼児食インストラクター目指して勉強中!

なんでも口にいれてしまう!誤飲しないようにするには?した時の対処法!

こんにちは!にこまるです(*^^*)
娘も公園デビューしました。お外で遊ぶのが大好き♪雨の日なんか外に出られないので機嫌が悪いです。
赤ちゃんってなんでも口にいれますよね?我が子も目を離した隙に何度も石や砂、棒を口にいれてます。はい、今でもいれてます。
三歳くらいまでは食べ物かそうでないか区別がつかないんですって。
今回は赤ちゃんが口にいれなくなるような工夫ともし誤飲してしまった際の対処法についてお伝えできればと思っております。




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目次

誤飲とは?

誤飲とは、食べもの以外を誤って飲み込んでしまった状態で、生後7~8カ月から3~4歳の子どもに多くみられます。飲み込んだ異物や毒物の種類によっては、生命に関わる緊急事態となり、医療的処置が必要となる場合もあります。

異物誤飲と毒物誤飲に分けられる


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食べ物以外のものを誤って飲み込んだ状態を指します。
生後7~8カ月以降から3~4歳頃までの小児は食べられるものと食べられないものの区別がはっきりとつかず、何でも口に入れてしまうため、誤飲が多発します。
誤飲は2種類のタイプに区別されます。ひとつは異物誤飲(いぶつごいん)といって、体内に吸収されない不溶性の固形物が飲み込まれる場合です。もうひとつは毒物誤飲(どくぶつごいん)で、医薬品・農薬・洗剤・化粧品・乾燥剤・殺虫剤・タバコなどの中毒を引き起こす物質を飲み込んだ場合を指します。


口に入れないための工夫



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赤ちゃんに自然に触れさせたり、ほかの子との交流を持たせたいですよね。私もそうでした。生後半年くやいから公園に連れて行っていたのですが、石を口に入れてしまうので、誤飲や衛生面がとても心配でした。公園には行かないほうがいいのかと悩みました。はじめのころは、石を口に運ぼうとするとすぐ、「ダメ」と子どもの手を振り払ったりしていましたが、子どもは、なぜ怒られているのかがわかっていないようで、なかなかやめようとしませんでした。せっかく公園に行っても、そんなやり取りばかりで、子どもも楽しそうではなかったんです。そこで、違う方法を考えなければ、と思いました。
このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました。
子どもが石を持ったら、すかさず、「ママにちょーだい」と言うんです。最初は分からず口に入れようとします。でも何度かやっているうちにそれがやり取り遊びになり食べる回数が減るんです。遊びを取り入れ、楽しみながら覚えさせることができてよかったです。

もし、誤飲してしまった場合

異物誤飲による症状は?

異物が停滞している部分で異なります。
異物が食道を通過して胃以降に存在している場合、異物はほとんどのケースで無症状のまま小腸、大腸を経由し、消化管を傷つけずに自然排出が期待できます。しかし、食道や小腸以降の消化管に異物がはまり込み、停滞すると、閉塞や穿孔(穴が開くこと)が起こります。症状としては、嘔吐や唾液の増加、腹痛、吐血などがみられます。また食道異物の場合には、咳嗽、胸痛や呼吸困難などが生じる場合もあります。

異物誤飲に対する自宅での緊急対応は?

可能な限り、「いつ」「どんなものを(製品名、大きさ、性状など)」「どのくらい(個数)」飲み込んだかの3点を把握し、直ちに医療機関を受診します

受診の際は、誤飲した物質と同じものが自宅にあれば持参しましょう。
無理に嘔吐させたり、水分や食事を摂らせたりすることは、合併症を生じる危険があるため、避けてください。

毒物誤飲による症状は?

直接的な障害と間接的な障害にわかれます

症状は誤飲された毒物の成分によって異なりますが、消化管粘膜が損傷され、炎症を起こす直接的な障害や、消化管から血中に吸収された成分によって中毒症状を引き起こす間接的な障害が問題となります。薬品の成分によっては、意識障害、けいれん、呼吸障害などを生じる場合もあります。

毒物誤飲に対する自宅での緊急対応は?

毒物誤飲の場合も異物誤飲と同様、可能な限り、「いつ」「どんなものを(製品名、薬品名、成分など)」「どのくらい(個数、量)」飲み込んだかの3点を把握し、速やかに医療機関を受診します

基本的に自宅で嘔吐させる処置は推奨していません。また、ご家族の判断で水や牛乳を飲ませたりすることも避けてください。ご家族のみで判断せず、中毒情報センターや小児救急電話相談(#8000)などに相談するか、速やかに医療機関を受診するようにしてください。

子どもの誤飲で病院を受診する際、医師に何を伝えれば良いのか

異物誤飲、毒物誤飲ともに、「いつ」「どんなものを」「どのくらい」飲み込んだかの3点は非常に重要な情報です。万が一、自宅で吐かせてしまった場合はそのことも伝えるようにしましょう

また、誤飲したものの成分が分かる文書などを持参していただくと治療もスムーズに進みます。特に医薬品の場合は、お薬手帳や処方箋に記載されている情報が分かれば理想的です。
 

まとめ

子どもは、何でも口に入れて確かめようとするので、家にあるおもちゃなどは常に清潔にしておいたほうがいいと思います。外で拾う石などは、口に入れないように気をつけなければなりませんよね。ほかのことで気をそらしてあげるのがいいかと思います。うちの場合は、遊びに変えて教えたら、本人も楽しんでできたので、おすすめです。安全、安心に子供と楽しくすごせますように!



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