1歳半の言葉の発達目安とは?
こんばんは!にこまるです。
1歳半の子どもは、どれくらい喋ると思いますか?
言葉の数や特徴、言葉の理解度や、教え方についてご紹介します。
目次
- 1歳半の言葉発達目安
- 男の子と女の子に発達の差はある?
- 1歳半の子どもの「言葉の理解度」
- 1歳半の子どもの「言葉の教え方」
- 1歳半の子どもと、どうやってコミュニケーションをとるのがいいですか?
- まとめ
1歳半の言葉発達目安
1歳半が話す「言葉」の平均的な目安を紹介します。
言葉の数
何十語も話す子どもから、まだ数語しか話さないなど、個人差が大きい時期です。
「ワンワン」「ニャーニャー」「ママ」「パパ」など簡単な単語を覚え、話すようになります。「いや」「はい」など、感情を取り入れた言葉を使える子もいます。
話し方の特徴
「おうむ返し」や、「宇宙語」などを話す子どもが多くいます。
子どもの多くが、近くにいる大人の言葉を「おうむ返し」や、自分の口から出る音が面白くて発しているといった程度です。「宇宙語」と言われるような大人からしたら意味不明の言葉を操る子どもも多くいます。
自分なりに話せていると一生懸命話しかけてくる子どももたくさんいます。
発音の特徴
まだまだ、「あぅー」や「んまんま」といった喃語が多いです。母音の発音が難しいこともあります。
声を大きく出して興味を引く子もいます。はっきりした単語が出ない場合や、母音がはっきりしないこともあります。
言葉が遅い
言葉がでてくるのが遅いのですが、大丈夫でしょうか?
自分の要求を何かしら発し、「パパ」「ママ」やものの名前「パン」「まんま」など一つでも発していればさほど心配する必要はありません。
まだ小さい時期は、舌や顎が発達していないので、滑舌よく喋ってという方が難しいものです。
発達障害の可能性は?
まだ発達段階の1歳半では、個人差が多いので一概には言えません。
言葉が遅い、言葉が出ないという場合は発達障害の可能性がある場合もあります。言葉が出ず、簡単な命令がわからない、人の目をあわせない場合などでは自閉症などの発達障害の可能性はあります。
何かしら心配があれば、小児科に相談をしてみましょう。
言葉が早い
言葉がでてくるのが早かったのですが、賢いのでしょうか?
発達が早く、理解力が発達しているのでしょう。
また、保育園に通っている、家族が多いと言葉を多く耳にするのでお話が上手な場合があります。発達の個性と考え伸ばしてあげてください。
男の子と女の子に発達の差はある?
女の子の言葉の発達が早いのは、言語をつかさどる脳が、より早く発達するためとされています。
しかし、性格や家庭環境の違いもあります。まだ、あまり気にしないでも大丈夫です。
1歳半の子どもの「言葉の理解度」
1歳半ぐらいだと、どれくらい大人のいっていることを理解しているのでしょうか?
簡単な指示や、「ダメ」と言ったことは理解してくる時期です。
そのとき理解していなくても、話しかけ続けることで、様々な経験を得て記憶として残りやすく、理解していきます。
1歳半の子どもの「言葉の教え方」
1歳半の子どもと、どうやってコミュニケーションをとるのがいいですか?
ママ・パパ自身が楽しみながら、話す楽しさを教えていきましょう。
① 音楽やゲームで言葉を楽しむ
一緒に歌ったり、踊ったりして言葉と音楽を楽しみましょう。
音感が出てきて、歌う・踊るということができるようになります。また、物や物の絵の書いてあるカードを挿して、当てっこゲームなどもできるようになってきます。
② たくさん話しかける
話しかけて話す楽しさを覚えさせましょう。
「おはよう」「今日は公園に行こう」「ママは、お腹が空いたよ。○○くんは?」などコミュニケーションをとるのが大切です。個人差はありますが、話しかけが少ないと話すのが遅くなる場合があります。
※ママ・パパが話しかけるコツ※
赤ちゃんがまだ話さないので、ママが一人で喋るのは難しいという相談をよく受けることもあります。その場合は、行動を言葉にするようにすると良いでしょう。
例)ご飯を食べる時に…「ご飯を食べよう。これは、かぼちゃだよ。こっちは、人参。お魚を食べてみようか。」
階段を上る時に…「階段を登ろうね。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」というように言葉に出していくクセをつけてみましょう。
そうするとママ・パパもいつの間にか、言葉を発する機会が増えますよ。
③ 言葉遊びをする
音遊びや、泣き声遊びをしてみましょう。
乗り物の音遊び:
車「ブッブー」自転車「チリンチリン」電車「がたんごとんがたんごとん」
動物の鳴き声遊び:
猫「にゃー」犬「ワンワン」ライオン「がおー」像「パオーン」など、物の名前と音を認識させ遊びましょう。
また、絵本を指し示しながら「鳴き声」や「音」を出しても喜ばれます。