0歳児の室内での遊び方!オススメ10選。
こんにちは!にこまるです。
夏の暑い時期や冬の寒い時期、雨の続く日などは室内遊びがメインになりがちですよね。0歳児にとっての室内遊びは、ママとふれ合いながらマットを使ったり、音や感触を楽しんだりすることで五感を育むといったねらいがあるようです。今回は0歳児の室内遊びについてご紹介します。
目次
- 0歳児にとっての室内遊び
- 0歳児向けの運動性のある室内遊び
- マットを使った運動遊び
- PEテープで運動遊び
- 新聞紙を使った運動遊び
- ダンボールを使った運動遊び
- 0歳児向けのゲーム性のある室内遊び
- ダンボールトンネルのハイハイレース
- 風船集めゲーム
- 新聞プールの宝さがし
- 0歳児向けの手作りおもちゃを使った室内遊び
- 0歳児向けの音を楽しめるおもちゃ
- ドーナツにぎにぎおもちゃ
- 不思議な感触むにむに風船
- コットンボール
- スポンジスクイーズ
- まとめ
0歳児にとっての室内遊び
0歳児の赤ちゃんは、毎日新たな成長を見せ、できることが少しずつ増えていくでしょう。
ママが0歳児と肌と肌をふれ合わせたりお話したりすることで、少しずつ手足の動きが活発になり、声を発しておしゃべりをし始めるかもしれません。
また、0歳児後半になるとハイハイできる子どもも出てくる頃なので、行動範囲が広がる時期ともいえるでしょう。
0歳児の室内遊びには、このような0歳児の特徴を生かして、マットを使った運動遊びを行ったり、音や感触が楽しめる手作りのおもちゃで遊んだりして楽しみながら五感を育む、というねらいがあります。
また、ママとの愛情深い関わりの中でやり取りを楽しみ、先生に対する信頼感を持つことや、手や指、足や頭など全身を動かすことを楽しむといったねらいもあるようです。
いろいろな遊びを通して全身の動かし方を学んだり、遊びのなかで先生や身近な人にふれ、親しみを持ったりすることが、0歳児の室内遊びのねらいと言えそうですね。
このようなねらいをもとに、0歳児の赤ちゃんが楽しめる室内遊びについて紹介します。
運動遊びやゲーム性のある遊び、手作りのおもちゃを使った遊びのアイデアを配慮する点や注意点などとあわせてまとめたので、参考にしてみてくださいね。
0歳児向けの運動性のある室内遊び
0歳児の赤ちゃんは、手足をよく動かすようになったり、少しずつ行動範囲が広がったりする特徴がみられるでしょう。
0歳児の運動遊びには、自ら手足や身体を十分に動かして楽しむことや、全身を使って遊ぶことで身体の動かし方を学ぶといったねらいがあるようです。
マットを使った運動遊び
0歳児は感触を楽しむことができるような運動遊びをするといいかもしれません。
そこで、マットを使った0歳児の赤ちゃん向けの運動遊びを紹介します。
0歳児前半は、マットの感触を楽しむためにごろんと寝転がってみるといいでしょう。
そして0歳児後半になるとハイハイできる子どもも出てくるかもしれないので、マットの上をハイハイして進んでみましょう。
やわらかいボールなどを用意して、子どもがいる方に向かって転がしてみると、ボールに反応して触ったり追いかけようとしたりするかもしれません。
また、マットにゆるやかな山をつくると、ハイハイで山登りをすることができたり、フラフープを立てるとハイハイしながらフラフープのなかをくぐったりして遊ぶ姿が見られるようになるかもしれません。
マットを使うときの注意点として、広いホールを用意することや、床やマットの上に物が落ちていないかを十分に確認するといいでしょう。小さなゴミやトゲなどで子どもの皮膚に傷がついてしまうこともあるかもしれないので、十分に配慮することが必要になります。
PEテープで運動遊び
PEテープを使った0歳児の赤ちゃん向けの室内でできる運動遊びを紹介します。
先生は、紐にPEテープを結び、手作りのPEテープのカーテンを作りましょう。
できあがったものは、赤ちゃんの手が届くくらいの位置に固定します。そうすると、赤ちゃんはPEテープのカーテンをハイハイしてくぐったり、PEテープを引っ張って遊んだりすることができます。
PEテープの素材は軽くてやわらかいので、赤ちゃんの力の強さでも簡単に割くことができそうです。
1本だったPEテープを割くことで2本になる変化を見れば、運動遊びも楽しみながら、PEテープを触った感触も楽しむことができるかもしれませんね。
新聞紙を使った運動遊び
0歳児の赤ちゃんにも幅広く楽しむことのできる、新聞紙を使った室内でできる運動遊びを紹介します。
赤ちゃんの手に新聞紙をもたせ、くしゃっとにぎったり、新聞紙を破いたりと手を使った運動遊びをしてみましょう。
新聞紙を使って遊ぶことで手の運動ができるだけでなく、新聞紙をにぎったときや破いたときの音も感覚的に楽しむことができるでしょう。
また、0歳児の赤ちゃんが破いた新聞紙を集めて、新聞紙のカーペットをつくり、その上をハイハイする運動遊びもできそうです。
ダンボールを使った運動遊び
0歳児後半の赤ちゃん向けのダンボールを使った運動遊びを紹介します。
ママはダンボールを四角く組み立てて、手すりとなる部分をダンボールに取り付けて簡単な手押し車を手作りしましょう。
つかまり立ちができるようになった0歳児後半の赤ちゃんであれば、手すりをつかんでゆっくりとダンボールを押しながら歩くことができるかもしれません。
また、ダンボールの上部を開けられるようにしてダンボールの中に赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを入れ、歩きながら運ぶことができるようにしてみましょう。
「ママのところまで持ってきてみよう」などと手を振りながら声かけをすると、先生のもとへ歩きながら持ってきてくれるかもしれません。
ダンボールと床の間に摩擦が生じないと歩くときにスピードが出てしまう可能性があるので、滑りにくい場所で遊ぶように配慮しましょう。
事前に床が滑らないかを確認するといいかもしれません。
外遊びができない梅雨の時期だけでなく春や秋にも運動遊びを楽しんでみてくださいね。
0歳児向けのゲーム性のある室内遊び
0歳児のゲーム性のある遊びについて紹介します。
0歳児のゲーム性のある遊びには、遊びを通して身体を動かしたりバランス感覚を養ったりすることや、色々なものに好奇心をもって取り組むといったねらいがあるようです。
運動遊びを活かしながら取り組むことができるので、雨の日や梅雨の時期などに室内遊びをするときの参考にしてみてくださいね。
ダンボールトンネルのハイハイレース
ダンボールを使ったハイハイレースのゲームをしてみましょう。
始める前に、ダンボールトンネルの作り方を紹介します。
用意するもの
ダンボール 3箱
ガムテープ
PEテープなど(装飾用)
作り方
1.ダンボールの底を潰し、3箱つなげガムテープなどで固定します。
2.中からのぞける窓を作ったり、ゴール地点にPEテープなどで装飾すれば、ダンボールトンネルのできあがりです。
用意ができたら「よーいドン!」の合図をかけます。
おもちゃなどで音を鳴らしながら、ダンボールのトンネルをハイハイで進む赤ちゃんがゴールに近づくように誘導します。順調にハイハイし、赤ちゃんがゴールしたらレースの達成です。
ハイハイレースを行うときは、広いホールなどを用意し、使うダンボールや床などに危ないものがないかしっかり確認して行うようにしましょう。
ダンボールの角にガムテープをつけて角にぶつかってもケガをしないようにするなどの工夫を行い、子どもたちの安全に配慮しながらゲームをするようにするとよさそうです。
風船集めゲーム
かごや箱に風船を集めるゲームをしてみましょう。
小さく膨らませた複数の風船と、かごや箱などを準備します。
用意ができたら、お手本として風船を箱にいれる様子を見せたり、いっしょに風船を箱にいれたりして、0歳児にゲームのやり方を見せるとよさそうです。
そうすることで、先生が行っている動作に興味をもって真似してくれるかもしれません。
空いている箱の向きを変えたり、ゆっくり箱を動かしたりとゲームに少し工夫を入れてみましょう。
そうすると0歳児はハイハイしながら風船を集めようとするかもしれないので、たくさん動いてゲームを楽しんでくれそうですね。
新聞プールの宝さがし
新聞紙をたくさんちぎってつくった新聞プールのなかから、宝となるボールを見つけるゲームをしてみましょう。
はじめに新聞紙でプールを作ります。
運動遊びでもあったように、0歳児といっしょに新聞紙をちぎっていきましょう。
赤ちゃんが入るくらいの大きさのダンボールやボールハウスを用意し、その中にちぎった新聞紙を敷き詰めます。
赤や黄色など、色がついた見つけやすいボールを赤ちゃんに見せ、新聞紙でできたプールの中に隠します。先生は、赤ちゃんに声をかけながらボール探しゲームをはじめてみましょう。
音の鳴るボールや大きめのボールを宝としてを用意すると、より0歳児にとってわかりやすくなり見つけやすいかもしれません。
外遊びができない梅雨の時期だけでなく、春や秋の雨の日にもゲーム性のある室内遊びを楽しんでみてくださいね。
0歳児向けの手作りおもちゃを使った室内遊び
保育園や幼稚園で先生が簡単に手作りできる、0歳児向けのおもちゃのアイデアを紹介します。
0歳児の場合、自分で製作することはまだできないものの、先生が作ったがおもちゃで遊ぶのには、おもちゃを触った感覚やおもちゃの見た目、音などで五感を育むことや、おもちゃ遊びを通して楽しみながら先生とコミュニケーションをとるといったねらいがあるようです。
そのため、0歳児向けの遊びには視覚や聴覚、触角を刺激して好奇心がくすぐられるようなおもちゃ遊びを取り入れるとよさそうです。
夏の暑い日や冬の寒い日はもちろん、春や秋の雨の日などの室内遊びにも取り入れてみてくださいね。
0歳児向けの音を楽しめるおもちゃ
0歳児の赤ちゃんは、先生の声や音の鳴るおもちゃなどに興味を示し、手足を動かして反応するかもしれません。
音を楽しむことのできる、簡単な手作りおもちゃの作り方を紹介します。
ペットボトルでマラカス
ペットボトルでできるマラカスを手作りしてみましょう。
このおもちゃは、ペットボトルのなかに入れる材料を変えることでマラカスを振った時に鳴る音も変わります。おはじきやビーズ、小豆や豆など、さまざまな材料でさまざまな種類の音が鳴るマラカスを作ってみるといいでしょう。
キャップを締めたらテープなどでしっかり固定するように注意すると、ペットボトルの中に入っている材料がこぼれるのを防ぐことができるでしょう。
いろいろな音が鳴るマラカスを0歳児の前で振ってみたら、音に興味を示して楽しんでくれるかもしれません。
ペットボトルのカスタネット
ペットボトルを使ってカスタネットを手作りしてみましょう。
このおもちゃは、ペットボトルの底を使えば簡単に作ることができます。
しかし、底をカットする工程やキリを使って穴をあける工程は、少し力が必要だったり手を加える面積が狭かったりするので、怪我をしないよう十分に気をつけて行うようにしましょう。
マスキングテープなどでかわいくデコレーションして、アレンジしてみてくださいね。
叩くたびにパカパカと音が鳴るカスタネットに0歳児の興味も惹きつけられるかもしれません。
でんでん太鼓
身近な素材を使って簡単につくれるでんでん太鼓を手作りしてみましょう。
でんでん太鼓は、昔なつかしい楽器の一つですよね。
チーズの空き容器などの身近な素材で簡単に作ることができるので、参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんが太鼓を鳴らすときのボタンの動きを見て、どんな反応をするか観察してみましょう。不思議なボタンの動きを見て0歳児の視覚も刺激されるかもしれませんね。
笛とマラカス
乳酸菌飲料の容器を使って簡単に手作りできる笛とマラカスを紹介します。
中に入れるビーズの大きさや数をアレンジしていろいろな音が鳴るマラカスを作るのもよさそうですね。
あまり複雑な工程はないので、笛とマラカスのセットを作って0歳児の前で先生たちによる演奏会をするのもいいいかもしれません。
笛とマラカスの異なる音を聞いて、0歳児が耳や目を使って感覚的に楽しんでくれるといいですね。
0歳児向けの感触を楽しめるおもちゃ
0歳児の赤ちゃんは、音だけでなく、物を触って楽しんだり、掴んで感触を楽しむ時期でもあるでしょう。
ここでは先生が簡単につくれる0歳児が感触を楽しめる手作りおもちゃを紹介します。
ドーナツにぎにぎおもちゃ
にぎって楽しめるドーナツ型のおもちゃの作り方を紹介します。
このおもちゃを作る際の、「長辺を縫ったあとに安全ピンでひっくり返す」という工程では、筒の棒や箸をいれて頂点で抑えてひっくり返すとうまくできるかもしれません。
やりやすい方法で試してみてくださいね。
中に綿が入っているので、0歳児の赤ちゃんはおもちゃをつかんだ時のふわふわした感触を楽しんでくれるかもしれませんね。
不思議な感触むにむに風船
小麦粉風船を作って、にぎって遊んでみましょう。
この製作は、むにむにとしている感触を楽しむことができます。風船を握ったり、投げて遊んだりとさまざまな遊び方で楽しむことができるでしょう。
ただし、このおもちゃを作る際には小麦粉を使うため、子どもにアレルギーがないかを確認してから、取り入れるようにしましょう。
コットンボール
毛糸と風船を使って簡単につくれるコットンボールを紹介します。
このおもちゃは、接着剤を水で割った液に毛糸を浸し、風船に毛糸を巻き付ければ簡単に作ることができます。
風船を膨らませる前に音の鳴る鈴を入れておくと、できあがったボールを転がしたときに音が鳴るので、0歳児は耳でも鈴の音を楽しみながら遊ぶことができますよ。
風船の大きさを調節していろいろな大きさのコットンボールを作ってみてくださいね。
スポンジスクイーズ
スポンジを使ったスポンジスクイーズを手作りしてみましょう。
このおもちゃは、握るとスポンジ特有の弾力のある不思議な感触を楽しむことができるでしょう。
スポンジスクイーズの不思議な感触に0歳児も夢中になるかもしれません。
色々なモチーフでスポンジスクイーズを作って、0歳児といっしょに遊んでくださいね。
まとめ
0歳児の室内遊びには、マットや新聞紙などを使った運動遊びや運動遊びを生かしたゲーム性のある遊び、親が製作するおもちゃで音や感触を楽しめる遊びなど、さまざまな遊びがあります。
室内遊びの中で、親子のふれ合い、遊びやゲームの楽しさを知りながら0歳児の全身運動をサポートしたり、0歳児の豊かな感覚を育めたりできればいいですね。
遊びを行う際は、周囲に危険なものがないか確認したり、手作りおもちゃを使う場合は、赤ちゃんのアレルギーなどにも配慮したりすることが大切です。
注意するポイントを踏まえて、夏の暑さや冬の寒さが厳しい日、春や夏、梅雨の時季など雨の日が続くときにも0歳児に合った室内遊びを行ってみてくださいね。