産後の頭痛がひどい!原因は?
こんにちは!にこまるです!
「出産後、頭痛ずっと治らない。」「頭痛に加えて“めまい”も・・・
産後、頭痛がひどくなったというママは少なくありません。ひどい頭痛は、赤ちゃんを抱えたママにとっては、不安の種ですよね。
私も産後頭痛になやまされました。
この記事では“産後の頭痛”の代表的な原因とその対処法を解説します。
目次
- 【原因1】貧血による頭痛の対処法
- 【原因2】ストレスによる頭痛の対処法
- 【原因3】高血圧による頭痛の対処法
- 【原因4】産後うつによる頭痛の対処法
- 産後の頭痛の基本的な対策
- 市販薬の服用は?
- 頭痛はないけど熱がある場合
- 産褥熱
- まとめ
【原因1】貧血による頭痛の対処法
代表的な症状:
めまい、ふらつき、倦怠感、動悸、息切れ、疲れが取れない など
頭痛の特徴:
頭の片側、もしくは両側。ズキンズキンとした痛み
授乳中になりやすい頭痛です。鉄分摂取を意識した食事を心がけましょう。
貧血があると頭痛が発症することがあります。特に授乳をしていると母乳を通じて鉄分が送られてしまうため、貧血になりやすくなります。母親の鉄分が不足すると母親の体力は消耗し、母乳の出が悪くなるという悪循環になってしまいます。
【原因2】ストレスによる頭痛の対処法
代表的な症状:
めまい、吐き気、肩こり、眼精疲労 など
頭痛の特徴:
頭全体が重くなるような痛み、目の奥から感じる痛み
産後ママは疲れがたまりやすいです。体も心もリラックスさせる時間が必要です。
産後は、出産の疲れからまだ回復していない体調面でのストレス、また、慣れない赤ちゃんのお世話をする緊張や睡眠不足もストレスの原因となります。これらが原因で、緊張性の頭痛や自律神経のバランスが崩れ頭痛が発生します。鎮痛剤で一時的に頭痛を緩和させるよりも、心と体のリラックスが必要です。
【原因3】高血圧による頭痛の対処法
代表的な症状:
片側の麻痺、めまい、頭に衝撃感が走る、気が遠のく、痙攣
頭痛の特徴:
脳出血が起こった場所により異なる。
妊娠中に高血圧症の症状がなかった人でも、突如発症します。救急車を呼んでください。
産後の高血圧症は、妊娠高血圧症候群と呼ばれ、頭痛を伴う場合があります。血圧が高くなり、肝臓・腎臓の機能低下などが引き起こされる危険性があります。この状態は、脳出血が起こりやすく、頭痛が脳出血のサインである場合もあります。頭痛が現れた時に麻痺の症状がある(顔の半分や片手、片足など)・言語障害・突然歩行困難となる・視覚障害などを伴う場合があります。強い頭痛とともに意識を失い嘔吐する、くも膜下出血を起こすこともあります。
今まで感じたことのない頭痛や激しい頭痛を感じた際には、救急車の手配を行いましょう。
【原因4】産後うつによる頭痛の対処法
代表的な症状:
食欲不振、睡眠障害、気分の落ち込み、だるいなど
頭痛の特徴:
頭全体が重くなるような痛み、目の奥から感じる痛み
ただの頭痛だと思っていても実は、「産後うつ」の症状である場合もあります。
頭痛の他に食欲不振や睡眠障害がある場合は一度、出産した産婦人科、内科、心療内科、精神科、保健センターなどに相談しましょう。
産後の頭痛の基本的な対策
産後の頭痛を対策するために、ママができることを教えてください。
疲れを残さずに、規則正しい生活と食生活を心がけるようにしてください。
産後ママは、自分のことを後回しにしてしまう傾向がありますが、頭痛がひどくなってくると育児や家事にも支障が出ます。
また、頭痛が続くなと感じたら、早めに病院を受診して体調を確認しましょう。
市販薬の服用は?
授乳をしていなければ、市販の鎮痛剤を使用できます。
授乳をしている人は、病院で処方薬をもらいましょう。
頭痛はないけど熱がある場合
出産後、発熱している場合は、「産褥熱」の可能性があります。
産褥熱
産褥熱は分娩終了24時間以降,産褥10日以内に2日以上、38°C以上の発熱が続く場合 と定義されています。発熱以外に下腹部痛、子宮の圧痛と悪露の異常がありますが、一般的に頭痛は引き起こしません。
産褥熱が原因になっている高熱は、まずは出産した産婦人科に連絡してください。
まとめ
産後、育児でへとへとのなか頭痛などの体調不良ってほんとに辛いですよね。
休めるときに休んで、ママも体を大事にして下さいね♪