世界一幸せなベビごはん

一歳の子供の食事と健康について、看護師、保健師の観点から情報提供していきます!幼児食インストラクター目指して勉強中!

産後初めての仕事。

子供が一才を過ぎ、仕事を始めることにした。

それまで娘とべったりだった私は一人で仕事場にいることに違和感を覚えた。

夫に娘を預けていたが、これまで一回も一人で面倒をみたことがない。

「ご飯食べれるかな?」「オムツ替えて貰えるかな?」不安ばかりだった。


娘がいつもお昼寝している時間になり気になって夫に連絡してみた。
すると、「ずっと大泣きしてる。」と返事が返ってきた。
そして、私に動画が届きそこにはいつも私といた時の笑顔の娘の面影はなく、なきじゃくる姿が移っていた。


正直、今すぐ帰りたい衝動に刈られた。娘にこんな辛い思いをさせて私はなにをしているのかと自分を責めた。なんとかして仕事を終え、すぐに家に帰った。


娘は私の顔を見た瞬間に笑顔になり、胸に飛び込んできてくれた。夫に聞くとほとんど飲まず食わずだったとのことだった。


私は急いで離乳食の準備をし、娘が大好きなとうもろこしも出した。娘はとうもろこしが大好きでいつも「こーんこーん」と言いながら嬉しそうに食べている。


この日もにこにこしながら食べ始めた。
娘が食べてくれたことに安堵し、同時に仕事などの疲労感でどっと疲れが出てきた。
気づいたら今日1日なにも口にしていなかった。

自分のご飯もまだ準備しておらず、娘が落ち着いたら食べようそう思って離乳食を食べさせていたら娘が「あーん」そう言って私に一粒のコーンを食べさせてくれたのだ。

空っぽの胃に娘の優しさが染み渡って暖かくなった。娘が食べてくれたコーンはどんな豪華な料理よりも美味しく、世界一幸せになれた。



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by オリックスグループ