世界一幸せなベビごはん

一歳の子供の食事と健康について、看護師、保健師の観点から情報提供していきます!幼児食インストラクター目指して勉強中!

私が5年間勤めた総合病院の1日の流れ(日勤)

こんにちは!にこまるです。
今回は育児とは離れてしまうのですが、看護師として働いていたときのことを思い出して!!日勤時の主な仕事内容をお伝えしていきます!
看護師とは全く関係ないみなさん、こんな感じで働いてるんだなあ~っていうのをさらっと知っておいてくれるとありがたいです。

目次


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1日の流れ

8時30分から勤務開始。(7時にいって情報収集)

病棟看護師の主な仕事内容は、まず夜勤の看護師から日勤の看護師への申し送りから始まります。そこで患者さんの情報を共有し、必要であればその日のケアの予定を変更します。その後は患者さんに対して主に以下のことを行っていきます。

・検温

・清拭や入浴などの清潔ケア

・採血

・点滴や内服薬など、薬の管理

・予定されている検査と検査の注意事項についての説明

・検査や治療が行われる場所までの送迎と、検査や治療を行うスタッフへの申し送り

・食事の配膳や片付け

・その日に入院した患者さんからの情報収集

・心のケア(患者の不安を聴いて、受け入れ、必要があれば指導や教育をする)

病棟全体でタイムスケジュールは決まっていますが、必要に応じて看護計画を調整していきます。そのほかにはカルテへの記録、検査結果や医師からの指示確認、そしてカンファレンスで患者さんの情報の共有も必要です。日勤の終わりに夜勤看護師への申し送りをして業務を終えます。
おおよそこのような仕事内容ですが、外科病棟と内科病棟では治療方針が大きく異なるもの。内科では薬や放射線などの治療がメインになるので薬の管理や検査・治療に関する業務が増えます。一方、外科は術前に手術に関する説明をし、術後は検温をはじめ全身状態の確認が続きます。患者さんの状態が大きく変わるので記録も多くなりますし、全身麻酔の患者さんには早期離床を目指して歩行の介助も行います。
私は消火器肝臓科で働いていました。

オムツ交換、清拭

9時~開始。一部介助の人は一人で、全介助の人は二人でやっていました。
これがやってもやってとおわらない。汗だくです。

バイタルサイン

オムツ交換が終わったら随時体温血圧を計ります。その時に患者さんの全身状態観察もします。

検査出し

CT.レントゲンや胃カメラMRIなどの検査に呼ばれたらいきます。

抗生剤、点滴投与

看護師二人でダブルチェックして、薬剤を用意。患者さんに投与します。
サーフロが抜けているのをみると絶望。
急いで準備して入れ直します。

お昼介助

バタバタして汗だくになっている内にお昼になりました!自分のお昼ご飯?なんて優しいことは、いってられません。
患者さんがお腹を空かせています。配膳したら自分で食べれない人の介助をします。
私はリーダーでしたので昼間一人で残ることが多く一人で20人の患者さんをみていました。食事介助は多いときで10人。一口入れては他の患者さんのところにいって、、走り回ってました。
そして、そのあいだに点滴が終わったら点滴交換。。
転倒なんてされたらドクターコールして、レントゲン取って、、なんてことになるのでしないように目を光らせてました。

13時からチームカンファレンス

その日によってテーマが決まっておりケースカンファレンスなど患者さんがよりよい生活を送るためにはどうしたらいいのか話し合います。

オムツ交換

またオムツ交換の時間が始まりました。汗だくだく。

午後の抗生剤、点滴投与、検査だし、バイタルサイン

午後の点滴をダブルチェックして投与します。

記録

患者さんに対して、プランが立案されているので、プランに沿って患者さんの言ったこと、観察したこと、アセスメント、今後のプランを記載していきます。うちはSOAPでした。

受け持ち患者さんの評価

立案されているプランが現在の患者さんに合っているのか評価。変更があれば修正します。

随時入院対応。

予定入院、空いていれば緊急入院。
入院については、やることが多いので後日記載していけたらと思います。

先生の都合に合わせて

血ガスやCV介助など先生が行うもので看護師が介助必要なものは入ります。もちろん先生が来る前にかならず!かならず!物品準備をし、チェックしておきます。

急変対応

患者さんが急変した場合すぐにドクターに連絡し対応します。なぜか、夕方勤務が終わる前に多いです。

17時~夜勤看護師への引き継ぎ

申し送りをします。

定時は17時30分

患者さんに勤務交代の挨拶をし、
ここからが勝負です。記録など終わってないものや、抜けがないかひとつひとつチェックします。
私は定時で終わったことはありません。
早くて20時。遅いと0時すぎて泣きながら帰ったこともありました。。
疲れてヘトヘトです。

仕事内容は病棟の特徴によって変化

病院によっては、「療養型病棟」や「回復期(リハビリテーション)病棟」を置くところもあります。療養型病棟は病状が安定している患者さんに対する加療や療養上必要な看護、介助を行っていく病棟です。介護業務が多くなるものの、患者さん一人ひとりと関わる時間が増えます。回復期(リハビリテーション 以下リハビリ)病棟は、脳血管疾患や骨折などの急性期から落ち着き、リハビリテーションや社会復帰へのサポートが必要となる患者さんが入院しています。そのため、理学療法士作業療法士と一緒にリハビリのサポートをしたり、退院後の生活についてソーシャルワーカーなどと協力していきながら患者さんの社会復帰に向けたケアを行います。このほか、「臓器別センター制」を取り入れている病院も。臓器別センター制の病棟では、臓器ごとに病棟をまとめ、内科・外科どちらの治療も行っています。そのため、臓器別センター制を取り入れている病院の病棟看護師は、外科・内科どちらの特徴も含んだ仕事内容となります。

向く・向かない病棟はあるもの。自分に合ったところを

主な仕事内容は共通しているものの、病棟の特徴によって患者さんへのケアや業務にはさまざまな違いがあり、忙しさも異なります。それは外科・内科の大きなくくりだけではなく、診療科の違いにおいても言えることでしょう。自分の看護観や取りたい資格、学びたいこと、自分の性格によって、向き不向きの病棟はあるもの。また、結婚や出産・育児など、環境の変化もあります。転職・復職を考えるなら、自分が看護師としてどのように成長していきたいのか、どんな働きかたをしたいのか、さまざまな視点から考えていくといいですね。

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まとめ

看護師ってほんとに大変なんです。
ひとつのミスが命取りになるので常に緊張の糸を張っています。
でも患者さんには笑顔で接しています。
自分にあった所で無理なく楽しく働いていけたらいいですよね♪